子どもを花粉症にしたくない!アトピーの割合とは?

筆者は独身の頃、重い花粉症でした。それだけではありません。鼻炎も持っていましたし、鼻炎と花粉症が同時に起こると頭痛が酷くなって、そういう体で働くのは本当に辛かったです。

 

辛くても休めず、睡眠不足も影響してなかなかマスクが手放せませんでした。

 

花粉のシーズンになると、ピークの頃は鼻の上部辺りから前頭葉辺り一帯がもやっとしてガンガンといった痛みがありました。

 

その痛みと目のシバシバと鼻水&くしゃみに耐えながら黙々と働く毎日だったので、当時を今思い出してもしんどくなります。

 

日頃アトピー性皮膚炎の症状が手先にありましたのでかゆみもあり、春先はもうダブルパンチ以上でした。

 

アトピーと花粉症の関係

 

以前、主治医からアトピー性皮膚炎で小児喘息という子は割と多いと聞いたことがあるのですが、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、この辺りはセットになりやすいのではないかと思っています。

 

厚生労働省で割合として数値化はされていないようですが、次のような記載がありました。

 

我が国全人口の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患に罹患していることを示しており、急速に増加している。
出典:リウマチ・アレルギー対策委員会報告書(平成23年)

出典:【資料2】厚生労働省資料(アレルギー疾患対策について)

 

現代では日本の人口の中でアレルギーの割合が急速に増えているということです。

 

アトピー性皮膚炎の人は、もともとアレルギー体質である場合や皮膚のバリア機能が弱かったりするので、他のアレルギー疾患を併発しやすいということは良く言われています。

 

実際に、子どもたちは水いぼやトビヒを経験していますし、筆者はアレルギー性鼻炎を長い間患っています。

 

アレルギー性鼻炎は本当につらいので、子どもたちには発症させたくないです。もちろん、花粉症もです。

 

花粉症にかかると皮膚バリアの弱い肌に付着して肌荒れが起き花粉皮膚炎になることもあるようです。

 

アトピー性皮膚炎の肌に付着すると皮膚が痒くなるのが容易に想像できます。

 

アレルギーの人口が増えてきた現代では、アトピー性皮膚炎と花粉症のどちらでも苦しんでしまうケースもあることだと思います。

 

年々増加の一途ですが、わが子にはこれらのアレルギーで辛い思いを増やしたくないと思っている人は多くいるのではないでしょうか。

 

花粉症の予防

 

花粉症の話題が出るのはだいたい春先や秋頃ですが、一年中なにかしらの花粉は飛んでいるのですね。敏感な人は年中鼻を赤くしていて可哀想にも思いますし、2月ごろから花粉を戦々恐々に感じている人もいたりして、人それぞれです。

 

なので、いつ予防すれば…ということでもないのですよね。

 

気が付いた時から、家庭で出来るケアを細く長くしっかりと続けていくのが良いと思っています。

 

次の方法は良く言われている事ですが、本当に大事なことです。

 

  • 睡眠をたくさん取る
  • ストレスを溜めない

 

子どもをつい寝不足にさせてしまうことってよくあることかもしれません。

 

共働きや、下の子がまだ幼く手が掛かったりすると生活リズムが予想外のことで崩れてしまうことが良くあると思います。

 

タイムスケジュールを見直すことは大変ですが夜更かしになっている場合は前倒しでいろいろが早い時間に出来るようにスケジュールの再確認が必要でしょう。

 

筆者もそうでした。

 

  • 自分に合うヨーグルトを探す
  • ヨーグルトを毎日少しずつ摂る
  • 玄関で上着に付いた花粉を落とす
  • 上着は表面がツルツル素材だと良
  • 布団は外に干さない
  • 布団は掃除機で吸い乾燥機を使う
  • 洗濯物を外に干さない
  • 洗濯物は除湿器で乾かす
  • 埃を溜めない
  • マスクや眼鏡で防御
  • 女の子は髪を束ねる
  • 帰宅後顔を洗う
  • うがいは念入りに
  • 肌の保湿は必須・乾燥させない
  • 口呼吸を止め鼻呼吸にする
  • トランス脂肪酸の摂取を控える

 

ざっとこんな感じですが、全部気を付けたいことです。

 

ただ、子どもはマスクや眼鏡を嫌がりますし、忙しくて掃除が出来なかったり布団に掃除機を掛けられないこともあります。

 

全部完璧にこなそうと思うとそれもストレスになりますので、バランスを見ながら取り入れられるものからどんどんやっていくのが良いと思います。

 

アトピー性皮膚炎と口呼吸の関係

 

花粉症のケア

耳鼻科で花粉症治療のために注射を打ってもらっていたことがあります。

 

数回打ってもらいましたが、筆者が第一子を妊娠したため通うのを止めてしまい、以降は足が遠のいてしまいました。

 

しかし、その後は花粉症の症状がないのです。

 

皮膚科で抗アレルギー剤をもらって飲んでいるからかもしれませんが、その前から花粉症の症状が消えています。

 

おそらく、妊娠出産を経て家庭に入ったことで、ストレスが軽くなったのが原因かもしれません。

 

ストレスを緩和することもとても大切ということだと思います。

 

耳鼻科でなくてもアレルギー科が近くにあればそちらでも受診が可能ですね。

 

院内の雰囲気や先生との相性もあると思いますので、もしかしたら頻繁に通うかもしれないことを考えて、良い病院を探すのが良いと思います。

 

しかし、筆者のように妊娠したことや他の事情で、通えなくなる人もたくさんいると思います

 

。筆者は独身で働いているときには、通えていませんでしたし、同僚でも病院へ行かず市販薬でしのいでいる人はいましたので、時間がなくて通えない人は案外多くいるのです。

 

花粉症には早めの予防が一番だと思いますが、子どもの場合は点鼻薬や注射などが負担に感じるでしょうから、簡単にできる方法でケアしてあげたいですね。

 

まず、第一に予防でも挙げた方法をしてみるのが良いと思います。

 

発症した後でも効果を発揮できると思うのです。筆者がそうでしたから。

 

そして次にリラックスですね。

 

笑うことも大事だし、ゆっくり休むことも必要です。こういったことで、免疫力が上がってきます。

 

どうしてもつらい時には、ハッカ油を水に1滴ほど入れて、タオルを浸し良く絞ったあと、口元に当てると、スースーして鼻どおりが良くなることがあります。

 

  • 予防で挙げた方法
  • 笑ったり休んだりしリラックスする
  • ハッカ水で鼻通りを良くする

 

これだけでも違ってきますので、ぜひご参考になさってみてください。

 

花粉症の辛さが少しでも緩和しますように…。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

2児のママです。 アトピー歴40年以上です。 10年酷かった背中の炎症を ついに克服しました。 蕁麻疹が出てしまったり いろいろとありますが 背中の肌は維持出来ています。 筆者は幼少の頃からずっと アトピーと一緒でしたので 今かゆみを抱えている方の お役に立てたらと思ってます。 残すは手の指なのですが とても落ち着いてます。 子どもたちの肌も最近は キレイな状態を維持出来てます。 水いぼやトビヒ等に感染しやすい為 油断せず、ケアを続けていきます。 肌の弱い方のためのヒントを 忙しい生活の中で出来ることなど たくさん用意しています。 参考になれましたら幸いです。