市販の馬油
馬油はおすすめ
選ぶときのポイントは成分表を確認することだと思います。
市販薬というと、効き目の強そうな成分が期待できる塗り薬や飲み薬を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、優しい成分でなるべく添加物の心配がなく使用できるものがお勧めです。
アトピーの肌や敏感肌の場合、市販されている薬の強い成分に反応して肌荒れをさらに悪化させるばあいもありますので、市販品の場合には特に注意が必要と思っています。
筆者が勧めるものは馬油100%です。
ここで、薬の定義を調べましたら、「それを体内に摂(と)って、著しい威力を発揮する物質。」とありました。
今回は薬のような劇的な効果はないものの、肌に優しく確かな効果がある市販品の馬油をご紹介します。
ぜひ使用上の注意などの記載も致しましたので、最後までお読みくださいね。
馬油は昔から火傷や肌荒れなどに使用されてきました。
馬油が人間の皮脂に近い成分であることはよく知られていると思います。
ですので、赤ちゃんの肌から使っても問題ない物ですし、舐めてしまっても心配はいらないと言われています。
ただ、純度の低い物の場合には添加物が使用されていることが多くありますのでお勧めはできません。
【おすすめ馬油】
- ソンバーユ 70ml
ドラッグストアや薬局で販売されていることが多く、比較的手に入りやすい馬油です。
これ一つあると火傷の他、肌荒れ、ささくれ、髪、頭皮、口唇など幅広く使用できます。
【口コミ】
愛用しています。特に傷みがひどい髪の毛先に使用しています。
これなしじゃ、だめですね
38歳 敏感肌 はんぴょんさん 出典:@コスメ
もう何本リピートしているかわからないくらい使っています。仕事の前に花粉症の薬を飲んでいかないとくしゃみ鼻水鼻詰まりがひどかったのが、毎日寝る前に馬油を綿棒に付けて鼻掃除していたら花粉症も治りました。これ本当におすすめなので花粉症の人に試してほしいです!最近売っている所が少なくて買うのが大変なのが残念です。
33歳 敏感肌 ぴぃたんママさん 出典:@コスメ
このように、肌荒れにだけでなく、毛先の乾燥を防ぎ枝毛の予防が期待出来たり、鼻の中に綿棒で塗って花粉症予防に、というアイディアもありました!
ご自身にあった使い方を考えてみるのも良いですね。
- ピアバーユ
こちらもドラッグストアや薬局で販売されていることが多く、比較的手に入りやすい馬油です。
また、赤ちゃん用の商品の売り場でも見かけることがあります。
ピアバーユは授乳時の乳頭の亀裂にも使えるので、赤ちゃんにそのまま授乳しても大丈夫です。
【口コミ】
産院で、乳頭や会陰マッサージに馬油がいいと勧められ使っています。
赤ちゃんにも安心して使えるようですし、量もちょうど良く、清潔に使いやすいので良いです。
独特な匂いがありますので好みは分かれるかもしれません。
32歳 混合肌 ジバニャンさん 出典:@コスメ
出産を機に赤ちゃんにも使える商品をと購入してみました。
某馬油との比較となりますが、オリーブオイルのような色が付いております。また、匂いが気になりました。こちらの方が粘度があるので、綿棒などにつける際には注意が必要です。不器用な当方には粘度が原因なのか容器との相性が悪いのか出し過ぎてしまいます。
量は少なめなので、酸化を気にしなくて良さそうなのは良いと思います。
36歳 混合肌 Corona7さん 出典:@コスメ
筆者も乳頭の亀裂に塗って授乳時の激しい痛みをしのいでいました。
馬油は赤ちゃんが舐めてしまっても問題ないので、大変お世話になりましたよ。
【馬油の使用上の注意点】
馬油は酸化しやすいので長期保存には向きません。
開封した時から酸化していきますので、なるべく早く使い切るようにしましょう。
馬油に使用期限の記載がないことがありますが、封切った後はだいたい1年以内には使い切るようにと言われているようです。
また、冷蔵保存でしたら1~2年は変わらずに使えるという声もあります。
冷蔵庫保存をして、使う時には手のひらで温めながら伸ばして使うのが良いと思います。
開封したものは、継続して使用し、早めに使い終えるようにしましょう。
炎症や化膿は使用前に皮膚科へ
かゆみがあったり炎症や化膿部分があるときには、市販薬で済ませずに皮膚科で受診するようにしてくださいね。
それが、早く肌を良い状態にすることに繋がります。
また、ごくまれに合わなかったり、酸化が進んでいるものを使用してしまって肌が荒れることがありますので、その場合にも、症状にあった薬を処方してもらいましょう。
子育てをしていたり、お仕事をしていたり、または皮膚科が予約制でなかなか日が合わない…などという時でも、ぜひ、早めの受診を心がけていくことをお勧めしますよ。
予約がしにくい時もぜひ電話で皮膚科へご相談なさってください。
受診が出来るまでの間は、なるべく皮膚が悪化しないように保湿を続けながら食事にも気を付けていけると良いと思います。
ご参考になれましたら幸いです。
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