アトピー性皮膚炎に限らず喘息の人も食べない方が良いと言われていますが、本当にそうでしょうか。
どのように良くないのでしょうか。
マーガリンは、人工的に作られた油ですね。
ショートニングも同じく人工的に作られた油で両方とも自然界には存在しないものですね。
これが、アトピー性皮膚炎にとても良くないと言われているところです。
身近な食品にあれもこれも入っています。
私自身の経験上では、食品に含まれた微量程度を摂取した後すぐに悪化することはなかったので油断しがちです。
ちょっとくらいいいか…と。
でも避け始めたら調子がいいように思います。
お菓子やパンなどの成分表とにらめっこしながらこれらが入っているものはなるべくなるべく買わないように今は注意をしています。
マーガリンそのものは20年以上避けてますよ。
パンに塗って美味しいのは知っています。
でも、本物の美味しさではないのですよね。
アトピーを改善するうえで大事なことは何でも一つ一つ選んでいくことだと思っています。
食品でも洗剤でも衣類でも…。
最初は大変に思うかもしれません。
自由がなくなりそうだとも思えるかもしれません。
筆者がそうでした。
でもやってみたらそうでもありませんでした。
完璧に出来ているかと言われたら、出来てはいませんがやってなかった頃よりもはるかに皮膚が良いのは確かです。
慣れるまでに必要だった期間は1年未満でしたし長い人生を考えたらこれくらいなんともないなぁと思えています。
ですので、初めはちょっと大変かもしれませんがコツコツ続けて、積み上げていくのがいいかなと思います。
では、日本の食品に本当によく使われているマーガリン・ショートニングの事を綴っていきますよ。
こちらも合わせて読まれています▼
アトピーに必要な、栄養バランスを手軽に取り入れたい件
なぜ危険か
マーガリン・ショートニングはどちらも植物性油に水素を添加したものですので、人工的に作られています。
この水素を添加することで、トランス脂肪酸が生成されるということです。
トランス脂肪酸は腐らない油と言われることがありますがこれは、マックのポテトが腐らなかったという話から来ています。
マックのポテトの揚げ油にはショートニングが使われているということです。
腐りにくいから販売品に使われやすいのですね。
トランス脂肪酸の危険性については、海外の方が厳しく規制されています。
アメリカでは2018年6月からトランス脂肪酸の食品添加が禁止になります。
こちらをご覧ください。
出典:農林水産省のHPの『トランス脂肪酸に関する各国・地域の取り組み』
トランス脂肪酸を危険視している国が多いということですね。
日本ではこのトランス脂肪酸に対する規制がないということです。
ということは、自分たちで選択をしていかなければならないのです。
このところ「トランス型」とか「トランス脂肪酸」という言葉はわりと知られているところだと思います。
しかし、食品の成分表などに記載がないせいかあまりピンと来なかったり買い物中に意識がいかなかったり忘れてしまっていたりしがちだと思います。
それほど意識して買い物をしている人はまだまだ少ないのではないでしょうか。
どのように影響があるかを知ることが大切ではないかと思います。
どう危険か
トランス脂肪酸は、劣化しない油と言われています。
それなので、大量生産されるお菓子や揚げ物に使われることが多いのですが肥満に繋がりやすいと言われている他に細胞膜を作る材料にはならず、細胞膜を弱くしそこから有害物質を通してしまう危険性があると言われています。
このことから、トランス脂肪酸は炎症部分を悪化させアトピー性皮膚炎の原因にもなっているという話もあるのです。
つまり、細胞膜が弱く皮膚炎を起こしやすい危険な状態を起こしてしまうのですね。
筆者は簡潔に「皮膚に良くないもの」と覚えておいてます。
その他、動脈硬化の危険性もよく言われていますね。
どういう食品に入っているのか
先も述べました通り、大量生産に適しているので
- スーパーで売られている国産のお菓子
- ファストフードの揚げ油を使った食品
にも含まれている場合が非常に多いです。
その他
- アイスミルク・ラクトアイス
- メーカーによってはホットケーキミックスにも
- コーヒー用のミルク
- 菓子パン
- 食パン
- マヨネーズ
- カレールー
- レトルト食品
など、まだまだたくさん出てきそうです。
意外にも、パンってとっても危険だと思っています。
マーガリンかショートニングが殆ど入ってますし両方入っていることも珍しくありません。
そこにイーストフードも入っていたりして…成分表を見る癖がつくと、パンって本当に食品添加物がたっくさん使われているなぁと思い知らされます。
美味しいから成分表を見ては残念な気持ちになります。
代用品などの話
まず、マーガリンは手軽に使えて安価で良い面がありますがバターに変更します。
値段は高くなりますが、安全です。
しかしアトピーにとって、バターも食べすぎには注意が必要な食品です。
トランス脂肪酸となる家庭用の食品油をエキストラバージンオリーブオイルに変える。
このオリーブオイルは、ピュアオリーブオイルではなくて『エキストラバージンオリーブオイル』です。
ピュアオリーブオイルは100%のオリーブオイルではないので注意が必要です。
オリーブオイルはオメガ9で熱に強いので、トランス脂肪酸の心配がありません。
ココナッツオイルも同じです。しかし、独特の香りが苦手という方も多いでしょう。
料理によっては、ココナッツオイルの香りが合わないと感じることもありえます。
ココナッツオイルは好みが別れるところだと思います。
他にアマニ油やシソ油もありますが、光に不安定で酸化しやすくお値段が張ります。
酸化しやすいということは扱いにくいことにも繋がります。
酸化した油はトランス脂肪酸の発生の可能性もあって体にいい影響がないと考えた方が良さそうです。
パンはなるべく家庭で手作りした方がいいのですが忙しい毎日では作れないことの方が多いのではないでしょうか。
スーパーで売られている食パンにはイーストフード・乳化剤が入ってないものもありますがマーガリンやショートニングは平然として入っているものが多いです。
パン屋さんで、マーガリン・ショートニング・イーストフードが入っているか聞くのもありだと思います。
筆者は聞きました。申し訳なさそうに「入ってます」と答えてくださいました。
天然酵母を売りにしているパン屋さんもあるので近々、行ってみようと思っています ♪
カレールーは手作りで出来ます。
クックパッドで「カレールー」「手作り」「簡単」と検索するとたくさん出てきますよ ♪
おすすめです ♪
まとめます
- マーガリン→バター
- 家庭用の油→エキストラバージンオリーブオイルがオススメ
- パン→手作りするか、手作りパン屋さんで聞いてみる
- カレールー→ルーから手作り
こんなところでしょうか。
あなたの痒みが少しでもなくなっていきますように…☆
コメントを残す