まず筆者は、甘いものが大好きです。
なぜか昔から、「甘いものは得意分野」「甘いものに強い体質だ」と勘違いをし、妙な自信を持って生きてきました。
自分に都合の良いように考えていたのかもしれません…。
そういうこともあったせいか、一時期、砂糖の摂取量がとっても増えたことがありました。
幸いに1カ月程度で治まったのですが、いつまで続くのか見当がつきませんでした。
「砂糖依存症」…という言葉に出会ったのもその頃でした。
砂糖依存症に近い経験

何年も家事育児のストレスを抱えていて、そこに仕事のストレスも加わって数年が過ぎ、精神的にキャパオーバーだったと思います。
日々の生活の中で、うまくいっていない気持ちがあって、強い焦燥感とストレスを感じていました。
家にいる時や運転中など、常に甘いものを口にしていないととにかく不安で気持ちが持たないのです。
そうすると一日のうちで何度も血圧が上がって心臓がドキドキしていた覚えがあります。
自宅では血圧を測っていませんでしたので、数値の記録はありませんが、あのドキドキした感じは今も覚えています。
お腹はいっぱいなのに、「甘いものを食べなくちゃ…」って、変な気持ちに掻き立てられて甘いものを口に入れてしまうのです。
良くないとわかっていても抜け出せずにいました。
そういったときの体のかゆみはダラダラと止まりませんでした。
蕁麻疹の強烈なかゆみとは違いましたが、慢性的なかゆみがありました。
気持ちはいつも、焦り・不安・イライラを強く感じていました。
しかし春になり、夏が見えてくると私は一念発起しました。
毎年背中の汗疹に悩まされていて外出がままならない日が多くありましたので、夏の前に背中のアトピーの炎症を治したいと、強く思ったのです。
負のループを抜けたな!と思った瞬間

皮膚科の主治医の先生に「背中を治したいです」と宣言をし、治療に気持ちが向いていくことで砂糖漬けから抜け出せたように思います。
気が付いたらお菓子を食べない日も出てくるほど、甘いお菓子に依存していた気持ちは少なくなり、お菓子の摂取量も元に戻っていきました。
子どもたちの励ましもあって、着実に、背中の炎症を1粒1粒を根気よく治していけました。
炎症箇所の数を子どもが数えてくれて、日に日に少なくなっていくのがわかりました。
良くなっていってる!と思えた瞬間でした。それが大きな自信にもなりました。
半ば諦めていた10年越えの炎症が、1カ月で好循環にはまっていって、2~3か月したころにはゼロになっていました。
独身の頃のツルツルした背中に戻せて、その夏は、久しぶりに何も気にせず外出が出来ましたし、今も、維持出来ています。
最近、一度蕁麻疹になりましたが(笑)、今はキレイな背中に戻っています!
↓ こちらもお役立ち情報 ↓
アトピー性皮膚炎のかゆみを抑えたい!禁スイーツ出来なくても工夫は出来ます♪
甘いものは量の調整で

禁スイーツなどをストイックに出来る方はそれが近道かと思います。
しかし、家事育児や仕事などで、何かとストレスが溜まりやすい環境にいると、甘いものはホッとできる大切な自分の時間だと思います。
それなので、禁スイーツは心に負荷がかかるので、考えていません。
その代わり、量を減らすことに成功しています。
普段甘いものは夕方以降は食べません。
↑こうしている方は多いかもしれませんが、私は普通に食べたいときに食べてしまっていたので、夕方以降に甘いものを食べるという選択肢を削除しました。
例外に、どうしてもの時は一口パクってことも、無きにしも非ず…。
私は自分に甘いのかもしれません。
いや、甘いです。(キッパリ)
夕飯の量自体もだんだんと減らしていきました。
これらのせいかわかりませんが、脚のむくみが少し和らいでいる気がしています。
体重は3キロ減です。
といっても元が50キロちょっとあったので、ようやく美容体重に近づいてきたかという感じです。
肥満はアトピー性皮膚炎に良くないので、この辺りもブログにしていこうと思っています。
甘いものって、食べた瞬間からふわっと緊張感が解けたりします。
気持ちがシャキッとすることもあるし、ある程度血糖値を上げたり脳への糖分補給をすることも大事だと思っています。
それなので、ムリして甘いものを断つことよりも、生活全体を見て環境をバランスよく整えることが大事だと思います。
もしかしたら、スイーツを禁止に出来たらアトピーが驚くほどよくなるのかもしれませんが、私にはそこまでの根性がないので、自分の弱さと向き合いながらやっていきます。
このように、アトピー性皮膚炎でも禁スイーツに出来ない人(筆者)もいますので、同じようにスイーツ好きな方がいらしたらすこしでも励みになれたらと思っています。
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