ワセリンが顔用に?
ワセリンの働きのすごさ
ワセリンって、石油からできていたこと、ご存知でしたか?
えっ?って思いませんでしたか。
皮膚科でもよく処方されますし、ドラッグストアでも売っていて赤ちゃんの肌でも使えるというのに、原料は石油なんです。
素材や原料にこだわっている筆者としては、この時点でいったんシャットアウトしました。
ワセリンって、石油なんだ…としばらくショックを受けていたのです。
あなたももしかしたら驚いたかもしれませんね。
でもちょっと待ってくださいね。
ワセリン、石油が原料なのは確かなのですが、精製したものであることと、今は昔よりもだいぶ精度が良くなって不純物もほとんどないんです。
刺激も少ないから赤ちゃんの肌からでも使えるのですね。
ここまで調べた時、とてもホッとしましたよ。
うちにもワセリンを常備して使ってますので、良かったって思いました。
ただ、同じワセリンでも製品によって純度の違いがありまして、赤ちゃんが使うには高純度のものを使うようにすることが良いのです。
高純度のワセリンはサンホワイトと言われています。
サンホワイト
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プロペト
↑ ↑ ↑
白色ワセリン
↑ ↑ ↑
ワセリン
上に行くほど高純度のワセリンなのですが、サンホワイト以外はダメかと言うとそうではありません。
白色ワセリンは皮膚科でも処方されているワセリンなのです。
筆者がドラッグストアで1000円位で買って常備しているのもこの白色ワセリンです。
ですので、白色ワセリン以上の純度のワセリンを使うのが安心です。
最後のワセリンは保存料が入っている輸入物のヴァセリンというものがあります。
これはこれで長期保存に適していたり安価という利点もありますが、皮膚が弱い場合にはかぶれの原因にもなるので避けた方が無難と言えます。
サンホワイトもドラッグストアだと1000円ほどで購入できますので、なるべく皮膚に刺激のない物を選ぶようにしたいものですね。
ワセリンを顔に使う?
ワセリンは、クリームと違って、肌を潤す力はありません。
特徴的なべたつき感がありますが、これによって肌に蓋をする働きがあります。
つまり、肌から水分が蒸発するのを防ぐために蓋をするのですね。
こうすることによって、肌の潤いが守られるというわけです。
ですので、乾燥した肌に直接塗るのは良くありません。
かえって肌の状態が悪くなる場合もありますので、ワセリンの働きを覚えて起きて使い分けるようにすることが大切です。
純度の高いワセリンは、赤ちゃんの皮膚や顔や体の皮膚にも使えますが、上記のように正しい使い方をするようにしましょう。
また、ワセリンには顔用の製品というのはありませんが、白色ワセリン以上の純度の高いものであれば顔に使用することは出来ます。
ただ、日に当たりすぎると日焼けによるシミを作ってしまうとも言われています。
原料は石油(オイル)ですので、日に焼ける場合には避けた方が無難と言えます。
そして、塗るときの注意点は、保湿をよくしてから、少量を顔に塗るようにします。
メイクをしなくてはならないけれど、顔に赤みがある…と言う場合にワセリンが使えるのです。
蕁麻疹が出ているときにも使えた手順です。
顔の皮肌を充分に保湿をします
- ワセリンを指の腹に出す
- 量は、小指の爪くらいの少なさで
- 左右4本指の腹で合わせ伸ばす
- 左右4本指を顔の表面に付ける
- ペタペタとワセリンを付ける感じ
これでまんべんなくワセリンのベールが薄く付きました。
出来たら少しこのまま置いておくのが良いのですが、すぐメイクをする場合はパウダーをそっと叩いていく感じでファンデーションやチーク、アイシャドーを付けていってください。
力を入れると、よれることがあります。
これで、顔の表面を守りながらメイクすることが出来ます。
顔にトラブルが出た時には、ぜひこのようにベールを作ってから肌の様子を見ながらメイクをしてみてくださいね。
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