バリアを強化する大切なタイミング
なぜ?バリア層の強化が出来る時期があるの?
皮膚のバリア機能は、皮膚の一番外側にある角層というところです。
角層には10~15層または14~15層もの角層細胞が重なっていると言われています。
この角層はわずか0.02mmしかないので、驚くほど薄く繊細なのですね。
この角層の間には皮脂と水分が隙間なくあるのですが、乾燥や引っ掻くなどして角層に傷などがついてしまうと、肌のバリア機能が弱く、水分が蒸発していってしまうのですね。
これらのバリア層をしっかりと守ることが良い肌を保つための大きなポイントです。
あなたの肌も、タイミングを正しく掴むことで、バリア層をより強化できると思います。
タイミングを間違えると?
ベストなタイミングと言うのは、肌が良い状態のことです。
もし、炎症や化膿にまで発展してしまった箇所があれば、早急に治療を済ませましょう。
壊れてしまっているバリア層を治すことが優先です。
しっかり治さずに先に進んでしまうと、悪化したり炎症を繰り返すこととなります。
よって、治りにくい皮膚、悪循環に突入してしまうのです。
一昨年の春から夏にかけて、筆者の幼い子どもたちにも経験させてしまっているので、心から避けたいと思ってる肝心なところです。
あなたの肌や大切な人の肌のケアに、ぜひ最後までお読みくださり参考になさってみてくださいね。
悪化させてしまっている肌はとにかくきれいにすることを目標に、焦らないで治療をすることをお勧めします。
時間がかかるケースが多いですが、一歩一歩階段を上るイメージで毎日ケアを続けていきましょう。
焦らす悪化箇所を治し皮膚の状態が良くなったら、バリア層を強化していきましょう。
好調の時こそ強化が必須!
炎症箇所もなく、皮膚の水分が保持出来てくると、肌全体がふっくらして艶も出て、とても気分が良くなります。
皮膚から受けるストレスがない毎日で、肌本来の気持ちの良い状態を味わえると思います。
あなたがもし、良くなったり悪くなったりを繰り返しているとしたらこの状態をすでによくご存じかなと思います。
状態の良い肌でももちろんケアは続けいくのですが、この時にもう一つ良い状態に上がっておくことが大切です。
ここで、バリア層を強化して肌質を上げておくと、乾燥した季節でも汗疹が心配な季節でも、悪化させずに乗り越えていけると確信しています。
実際に、去年の夏は子どもたちは小さなあせもがあったものの、数日で無くなり、大きな悪化を免れています。
ですので、やはり一度いい状態の皮膚を作ってから、バリア層を強化することが、良い状態を長く保つ秘訣だと実感しています。
皮膚のバリア層を強化するタイミングはお伝え出来ましたでしょうか。
肌が良くなって落ち着いてくると、過ごしやすくなり、気持ち的にも休みたくなったり油断してしまいがちです。
今までの筆者がそうでした。
しかし、良い状態の時こそ、皮膚の表面を強くする=バリア層を強化するケアを積み重ねることが、肌の良い状態を長く保つことに繋がります。
肌が強くなれば、多少の肌トラブルにあっても、比較的早い段階で良い状態に戻ることが出来ます。
悪化させないためには、良い状態の時にこそ皮膚のバリア層を強くしておくことが大切だと思っています。
参考になれましたら幸いです。
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