乾燥肌等とアトピー性皮膚炎を重度にさせない共通点

共通点は?違いはなに?

乾燥肌≒アトピー

似たような症状のある肌の疾患、「アトピー性皮膚炎」「乾燥肌」「敏感肌」のケアの共通点や違いを探っていきます。

【アトピー性皮膚炎】

原因・症状・状態など

  • 重度の乾燥
  • バリア機能の低下
  • 免疫機能の低下
  • 皮膚の善玉菌悪玉菌のバランス
  • アレルゲンの侵入
  • ストレス
  • 遺伝
  • 内臓機能の低下
  • 肌のターンオーバーの乱れ
  • カサカサ
  • 粉吹き
  • かゆみ
  • 湿疹
  • 炎症・化膿
  • 浸出液

など

【乾燥肌】

原因・症状・状態など

  • 重度の乾燥
  • バリア機能の低下
  • 加齢
  • 内臓機能の低下
  • 肌のターンオーバーの乱れ
  • 粉吹き
  • 湿疹
  • カサカサ
  • かゆみ

など

【敏感肌】

原因・症状・状態など

  • バリア機能の低下
  • 乾燥
  • 化粧品かぶれなど
  • 肌のターンオーバーの乱れ
  • 粉吹き
  • ヒリヒリ感
  • カサカサ

など

ザックリと、ひとまずはこういった理解で良いかなと思います。

あなたやあなたの大切な人の肌がどの肌であるのかを知ることは大切です。

 

また、皮膚の疾患は上記だけではありませんので、もし、気になる症状があれば皮膚科を受診して診断してもらうことをお勧めしますよ。

 

皮膚疾患の種類にはあまり知られていない症状のものもたくさんあります。や

 

上記に挙げました通り、どの肌にも「乾燥」ということが共通してます。

 

そして、「乾燥は放っておいてないけない」ということも共通して言われています。

乾燥することで、バリア機能が弱くなって水分を蒸発させやすいので、さらなる悪化を促してしまいます。

加えてアトピー性皮膚炎の場合は、バリア機能の低下でアレルゲンが皮膚内部に侵入することで強烈なかゆみを引き起こしてしまいます。

 

悪化を防ぐためには、保湿がとても有効だと言えますね。

 

乾燥肌は、乾燥から肌を守るための十分な保湿が必要なのと、湿疹を引き起こしてしまったら素早く治療をして治すことが大切です。

 

敏感肌は、肌に身に付けるものの素材を確かめること、綿100%の衣類や、化粧品においては必ずパッチテストを行うなど初めて使うものには特に注意をしましょう。

 

アトピー性皮膚炎は、他の症状、アレルギー性鼻炎や喘息なども同時に患うことが多々ありますので、日ごろからハウスダストや花粉などのアレルゲンを寄せ付けないようにしておくことも大切ですね。

 

子どもたちにも伝える

 

少し前までは、筆者はアトピー性皮膚炎と乾燥肌と敏感肌の違いがわかっていませんでした。

似てますが、少しずつ違うところがあるのですね。

 

筆者の経験談なのですが、子どもたちの肌をどうにか治してあげたい気持ちだったにもかかわらず、子どもたちの肌ケアで大きな失敗を一昨年にしてしまい、知識の大切さを思い知らされました。

知っていることは大切なことだなぁと思って、少しずつ知識を増やしていってます。

 

現実には、子育て中にむずかしい話は本当に面倒です。

ただでさえ時間的にも精神的にも余裕がありませんから。

 

しかし、正しい知識を持っていることは、皮膚が急激に悪化してしまったときに落ち着いて対処が出来ます。

 

自分の中に、完治への道しるべがある状態です。

 

そして子どもたちにも、日ごろから皮膚のケアについて話しておくことが、いずれ自分たちの体を自分たちで守っていく上でとても大切な基礎になると思っています。

 

子どものうちから簡単にでも話してあげることが大切だと思って、日常会話の中で度々話題に出しています。

 

あなたの肌と大切な人の肌に、ぜひ参考になれましたら幸いです ♪

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ABOUTこの記事をかいた人

2児のママです。 アトピー歴40年以上です。 10年酷かった背中の炎症を ついに克服しました。 蕁麻疹が出てしまったり いろいろとありますが 背中の肌は維持出来ています。 筆者は幼少の頃からずっと アトピーと一緒でしたので 今かゆみを抱えている方の お役に立てたらと思ってます。 残すは手の指なのですが とても落ち着いてます。 子どもたちの肌も最近は キレイな状態を維持出来てます。 水いぼやトビヒ等に感染しやすい為 油断せず、ケアを続けていきます。 肌の弱い方のためのヒントを 忙しい生活の中で出来ることなど たくさん用意しています。 参考になれましたら幸いです。