アトピー性皮膚炎には肥満がどう影響する?

肥満の影響

腸内環境

肥満と聞くとなかなか痩せられないというイメージ、ありませんか。

それは代謝が関係しています。

標準体重や美容体重などとありますが、これらよりも大きく重量が増えてしまった場合、体の中では何が起こっているのでしょう。

肥満のメカニズムを見ていきましょう。

カロリーが摂取>消費の食生活
↓ ↓ ↓
食生活が乱れる
↓ ↓ ↓
腸内の悪玉菌が増える
↓ ↓ ↓
腸内環境の悪化 (便秘など)
↓ ↓ ↓
毒素が血液により全身に回る
↓ ↓ ↓
肌荒れ・ニキビ
↓ ↓ ↓
血液の老化
↓ ↓ ↓
基礎代謝が落ちる
↓ ↓ ↓
溜まったカロリーが脂肪へ
↓ ↓ ↓
老廃物が溜まる
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脂肪の蓄積
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肥満・糖尿病の危険性

このメカニズムいかがでしょうか。

アトピー性皮膚炎を患っている方の場合、上のメカニズムにもあるように、次のような影響があります。

腸内環境が悪化すると、悪玉菌によって生産された毒素が血液を通して全身を巡ってしまうので、肌への影響も避けられないというわけなのです。

この時、体が皮膚を通して体外へ毒素を出しているとも言われています。

これはアトピー性皮膚炎のかゆみと無関係でいるわけがありません。

アトピー性皮膚炎の原因は、腸内環境の悪化にあるということも言われておりますから、食べ過ぎや肥満に気を付けつ必要があるのです。

アトピーに限らず、血液で毒素が体中を巡ることにより、肌荒れ・ニキビ・肌のくすみ等の症状を引き起こします。

代謝が悪くなることから、溜まった脂肪細胞はセルライトになったり老化することもあります。

さらには、さまざまな病気の原因にも繋がっていってしまうのですね。

腸内環境を良くして善玉菌を活発に働かせ、健康に過ごすことで、アレルギー症状も抑えていくことが出来ます。

もちろん個人差があり、必ずしも肥満が直ちにアトピーに影響を与えるとは言い難いと思いますが、なにかしらの影響はあるものと筆者は考えています。

肥満解消の糸口

腸内フローラ

腸内フローラという言葉、最近よく聞きませんか?

腸内フローラとはどういうもの?こと?なのでしょうか。

腸内に住んでいる菌は、種類ごとに集まっていて、顕微鏡で見るとお花畑に見えるそうです。

「お花畑=フローラ」ということで、この菌の集まりは「腸内フローラ」と呼ばれています。

自分と同じ腸内環境の人は一人もいないそうですよ。

さて、この腸内フローラという言葉と共に、「腸内フローラを良くしよう」という言葉も言われるようになりました。

腸内フローラを整えることで肥満や肌疾患、病気など、さまざまな体への影響も出てきますから、ここはしっかりとがんばりたいところですよね。

腸内フローラを良くするためには

  • 運動
  • 食生活
  • 規則正しい生活

良く言われている事ですが、これらが本当に大事なのです。

ここを見直していくだけで、体が軽くなっていくだけでなく、心も元気になっていくのが実感できますよ。

筆者は甘いものを食べることが多いのですが、ビタミンを取るようにしています。

しかし、甘いものは腸内の悪玉菌の大好物なので、注意しないといけないと思ってます。

その他、油っぽい食生活は悪玉菌が活発になります。

食物繊維は腸内環境を整えてくれると言われています。

食べ過ぎに気を付けて食事内容を見直していくと少しずつ変化を実感できるようになると思います。

アトピーや乾燥肌の方のかゆみが少しでもなくなりますように。

ぜひ、参考になさってください。

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ABOUTこの記事をかいた人

2児のママです。 アトピー歴40年以上です。 10年酷かった背中の炎症を ついに克服しました。 蕁麻疹が出てしまったり いろいろとありますが 背中の肌は維持出来ています。 筆者は幼少の頃からずっと アトピーと一緒でしたので 今かゆみを抱えている方の お役に立てたらと思ってます。 残すは手の指なのですが とても落ち着いてます。 子どもたちの肌も最近は キレイな状態を維持出来てます。 水いぼやトビヒ等に感染しやすい為 油断せず、ケアを続けていきます。 肌の弱い方のためのヒントを 忙しい生活の中で出来ることなど たくさん用意しています。 参考になれましたら幸いです。