粘膜強化とビタミンC摂取が近道!アトピー性皮膚炎の改善

粘膜の強化を!

粘膜が肌荒れに関係してるの?

粘膜とは、粘液で潤っている体内の組織の膜のことですね。

具体的に上げてみると

  • 呼吸器
  • 消化器
  • 性器
  • 肛門

 

この様に、粘液で湿っている場所が粘膜に覆われているところです。

 

アトピー性皮膚炎の原因や改善の話題で度々言われていることに、腸内環境悪化がありますね。

 

最近、腸内フローラという言葉をよく聞きますが、腸内の善玉菌や悪玉菌が同じ菌同士で集まって生存している様子を顕微鏡で見た時に、花畑のように見えることから、腸内フローラと言われているようです。

 

この腸内フローラを、善玉菌が優勢な状態に整えることが大切なのですね。

 

善玉菌が優勢な状態でいることで、免疫機能も働きやすくなると言われています。

 

近年、機能性ヨーグルトがたくさん売られていて、「体に合ったヨーグルトを見つけよう」とか「腸内環境・腸内フローラを整えよう」などと呼びかけられています。

 

あなたもテレビや乳製品売り場などで見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

 

あまり目立つほどには言われていないようですが、アトピー性皮膚炎の改善方法について、腸内フローラを整えることと同じくらい、腸内の粘膜を強化することもとても大切なことなのですよ。

 

【粘膜の働き】

 

異物の体内への侵入を防ぐ働きをしています。

 

また、鼻水のように、粘膜で雑菌や細菌などを包み流してくれる働きもあります。

 

しかし、粘膜が傷ついたり弱ってしまうと、異物が体内に侵入してしまいます。

 

皮膚と同じですね。保湿が充分でなかったり皮膚が傷ついていたり弱っていると、肌バリアが正常に機能せずに異物(細菌など)が体内に入ってしまうことになります。

 

ですので、粘膜を強化していくことが体を守ることに繋がるのです。

 

→→→サプリの落とし穴?アトピー性皮膚炎などの肌疾患は気を付けて

 →→→アトピー性皮膚炎はサプリを飲んではいけない?

 

ビタミンCや亜鉛などを積極的に摂取

 

粘液・粘膜の働きは、命に関わるケースが少ないものの、裏方でしっかりと私たちの体を支えてくれています。

 

アトピー性皮膚炎などの肌疾患についても、粘膜が深く影響しているのですね。

 

肌バリアと同様に、粘膜でバリアを作ることがとても大切なのですよね。

 

【粘膜を強化し免疫力アップ】

 

粘膜を強化することで、免疫力をあげることが出来ます。

 

栄養素から

  • ムチン

 →納豆、オクラ、山芋などのねばねばした食材。※ 熱に弱いため、過熱のしすぎに注意が必要。汁ごと飲めるような調理が良い。

  • ビタミンA

 →緑黄色野菜、バター、チーズ、レバー、うなぎ

  • ビタミンB2

 →鮭、マス、レバー、海苔、チーズ、卵、葉野菜、アーモンド

  • ビタミンB6

 →唐辛子、ニンニク、米、バナナ、抹茶、マグロ、カツオ、黒砂糖

  • ビタミンC

 →アセロラ、ケール、ゆずの果皮、ピーマン、ブロッコリー、生姜、芽キャベツ、レモン

  • 亜鉛

 →かき、カツオ、パプリカ、サバ、イワシ、パン酵母、カボチャ、ナチュラルチーズ

 

などが挙げられます。

その他には、睡眠を十分にとる生活のリズムを整えるうがいやマスクをするストレスを溜めないことなども、挙げられると思います。

 

 

粘膜を強化し、免疫力が上がれば、アンチエイジングの効果も期待できると言われています。

 

生活習慣を整えて、食材を選んでいけば、体内の調子も良くなってくるでしょう。

 

 

それは肌にも影響してくるのです。

 

ビタミンCや亜鉛など比較的摂取しにくい栄養素は、サプリメントなどから摂取することもぜに考慮してみてください。

 

サプリメントの成分に気を付ければ、安価で栄養素が充分に摂取出来て、きっとあなたのここ度強い味方になってくれますよ。

 

筆者は、いくつか試していますが、調子が良かったものをまたおいおいご紹介できたらと思ってます。

 

あなたのかゆみ軽減に、少しでもお役になれますように…。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

2児のママです。 アトピー歴40年以上です。 10年酷かった背中の炎症を ついに克服しました。 蕁麻疹が出てしまったり いろいろとありますが 背中の肌は維持出来ています。 筆者は幼少の頃からずっと アトピーと一緒でしたので 今かゆみを抱えている方の お役に立てたらと思ってます。 残すは手の指なのですが とても落ち着いてます。 子どもたちの肌も最近は キレイな状態を維持出来てます。 水いぼやトビヒ等に感染しやすい為 油断せず、ケアを続けていきます。 肌の弱い方のためのヒントを 忙しい生活の中で出来ることなど たくさん用意しています。 参考になれましたら幸いです。