金属から肌を守る
辛い金属アレルギー
皮膚が汗をかくことで金属が溶けてアレルギー反応を起こしたり、口内の金属が唾液に溶けてアレルギー反応を起こすことがあります。
金属は私たちの日常にあふれていますね。
金属のアクセサリーやジュエリーや腕時計などの装飾品の他に、キッチン用品や文具など実用品の多くに使用されています。
そして厄介なことに金属アレルギーを発症してしまったら完治は難しいと言われています。
しかし、ニッケルなどのアレルゲンになりやすい金属にも優れた面があって、必要な金属でもあるのです。
現代の生活の中でゼロにすることはほぼ不可能だと言えるでしょう。
ですので、その対応が必要になってくるのです。
気にせず装飾や使用を続けていては、いつまでたっても症状が改善しないばかりか、皮膚の炎症を悪化させてしまうことにもなりえます。
金属アレルギーを発症させない、発症後は悪化させないようにそれなりの対応が必要なのですね。
金属アレルギーの症状としては次のようなことが挙げられます。
- 接触性皮膚炎
- アトピー性皮膚炎
- 口内の炎症
- 顔の発疹
- 全身性皮膚炎(アレルゲンが血液で全身にいきわたるので金属に触れていない箇所でも発症します)
皮膚の症状は、かゆみ・赤み・発疹などです。
掻き壊すことで炎症を起こし、化膿することもあります。
金属アレルギーの症状を出さない
症状を出さないためには…
- 金属を日常的に身に付けない
- 長時間の使用を避ける
- 肌に傷がある場合は金属の装飾品を付けない
- 汗をかく場合は外す(夏や運動やサウナなど)
こんなところかなぁと思います。
そして次のことも大切です
- 肌を強くする
- 肌バリアを作る
- 肌に傷を作らない
装飾品を付ける場合の注意点は…
- 直接肌に付けない
- 症状が出たらすぐに外す
- 肌バリアを強くする
肌バリアとは、肌に塗布をしてうすい膜を作ることで、金属から肌を守る効果があります。
肌バリアを作るにはこちらをごらんくださいね。
アクセサリーから肌を守るためにとても効果があるんですよ。
特にピアスやネックレスを付ける場合には効果を実感できるのではと思ってます。
近年では、眼鏡や腕時計には低アレルギーのチタンが使用されることが多くなっているようですが、このチタンもアレルギー反応が出るケースもあるようです。
肌に直接金属が触れないデザインを選ぶなどで、症状を抑えることも出来るでしょう。
あなたに合った金属との付き合い方を探していくことが大切ですよ。
発症してしまうと、かなり痒いですからね。
参考になれましたら幸いです。
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