アトピー性皮膚炎の血液検査はおすすめ？

血液検査TARC

アレルギー検査の種類は？検査方法は？

あまりに辛いアレルギー症状では、治療の経過を数値の変化でわかると良いなぁなんて思ったことはありませんか

今抱えている症状が、どの程度で、あとどのくらい改善すれば良いのかをハッキリ知りたいと思うこともでてくるかもしれませんね

アレルギー検査には、大きく分けて次の３つの検査があります

• 血液検査
• 皮膚テスト
• 経口負荷試験

このうち、アトピー性皮膚炎の目安になるのは、血液検査です

血液検査も複数の検査の種類があるようです

【血液検査】

• igE検査

  総igEアレルゲン
  …グループ別にアレルギー反応があるかどうかの検査

  特異的アレルゲン（RAST  [ラスト] ）
  …アレルゲンを特定し、喘息があるかも数値から判断

• Viewアレルギー39

  平成２７年に始まった血液検査で、特異的 igEの重要な３９項目を一気に調べられます

• 好酸球数

  血液中にアレルギーによる炎症があるか調べます
  白血球のうち、好酸球の数値が異常に高いと炎症があることになりますが、アレルギーの他、ある種の寄生虫に感染した場合や、内臓疾患や腫瘍などでも数値が上がります

• TARC

  アトピー性皮膚炎の重症度を調べます
  これにより、ステロイドによる治療の続行の有無を把握することが出来るようになります

【皮膚テスト】

• パッチテスト（貼布試験）など
  花粉症や金属アレルギーなどのアレルゲンの判定をします

【経口負荷試験（食物アレルギー：OFC）】

　　アレルギーの疑いがある食品を単回または複数回にわたって摂取させてアレルギー反応があるか調べます

※ 気になった場合は、事前に病院の受付窓口へ、検査内容や実施項目の問い合わせや相談をなさってみてくださいね※

TARCの数値を下げる方法案

TARCは平成20年7月1日から保険適応となりました

あまりにも高い数値の場合には、ステロイド剤服用で数値を下げていく治療になると思われますが、しかし、薬に頼るばかりでは、体の中からは変われないものと筆者は考えております

お医者さん任せではなく、自らの習慣を変えていくことなしには、本当の改善にはたどり着かないだろうと思っているからです

日頃、自宅で出来ることとして例を挙げてみます

【食べ物の見直し】

控えたいもの

・味付けの濃い物

・食品添加物

・冷たい物

・ジュース類

・人口甘味料や砂糖

・サラダ油

・マーガリン&ショートニング

積極的に摂りたいもの

・根菜類

・旬の食べ物

・肉魚バランスよく

・体を温めるお茶

・青汁などで不足野菜を摂る

【洗剤の見直し】

・界面活性剤不要の洗剤

・柔軟剤を止めてみる

・消臭スプレーを止めてみる

・石けんを無添加素地のものに変更

・リンスを止めてみる

・ノンシリコンシャンプー等にする

【メイク】

・刺激の少ない物を使う

・石けんで落とせる化粧品を使う

【ケア】

・保湿を欠かさない

・乾燥させない

・荒れたらすぐケア

・毎日の入浴で清潔にする

・爪を切る（汚れを溜めない）

・乾燥時期は特に手洗い後保湿

・薬は強く塗らない

・古い薬は使わない

・睡眠を充分に取る

・鼻呼吸にする

・規則正しい生活をする

・リラックス出来る時間を持つ

思いつく限り、こんな感じかなと思います

また案が出てきましたら記事にしていきますのでご覧くださると幸いです＾＾

日々の習慣は、なくてはならないものだと思います

肌の調子が悪くイライラすると、精神的にも良くありませんから＾＾

アレルギー検査の数値は、治療において目安になったり励みになったりすると思います

ただ、費用もかかりますので、何度も…というわけにはいかないかなとも思うんです

筆者は、一度花粉症のアレルゲン検査を受けてそれきり…

子供たちも喘息のアレルゲンを調べたきりです

ハウスダストが陰性で、ホッとしました　笑

一番大切なことは、出来ることを続けることだと思っています

気持ちよく日々過ごしていきたいものですね